千葉ジェッツに見る、SVリーグのベンチマークとしてのBリーグ

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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

いやあ、どうですかこの空間。これは場内の雰囲気を伝えようと、試合開始前に二階の出入り口から撮ったものですが、四階からでもこんな感じでした。

暗い場内に対して煌々と輝くコート…、チームカラーの真っ赤に染まったアリーナ…、すり鉢状の構造がもたらす臨場感…。一言で言えば非日常感なのですが、それだけではない、心動かす空間だったと思います。間違いなく、子供は虜になるのではと。

この「子供は虜になる」というのが大事なキーワードだと思ったんですよね。というのも私の座った四階は、ぐずったり途中で寝ちゃうような子供を連れた家族連ればかりだったんです。いや、最初はこれだけ四階が発売開始時点で埋まっていたので招待席とか、スポンサーの動員かなと思ったんですけれど、純粋なファンという感じでしたし、盛り上がっていた子供もいたので決してそうではないでしょう。

例えば場内演出に連動してリストバンドが光ったり、四階ではただ見るだけでしたけれど下の階では上から風船が降ってきたり、とライブのような演出も多く、子供は楽しめるだろうなと思いました。

何より試合もわかりやすいんですよね。ボールを持っているときは攻撃、奪われているときは守備。それにあわせてBGMも変わり、コールも変わる。コールもそれぞれ「GO JETS!」と「CJ!」だけですからわかりやすい。これなら子供でも言えますし、そもそも「ジェッツ」ってチーム名が言いやすいですよね。

一言で言えば

会場に来たいろんな世代、属性の人を夢中にさせる

そんな空間でしたね。それがこの日の10430人という来場者数を生み出していたのではと。

あと、個人的にはBリーグの文化で興味深いことがありました。