さまざま取り組みを見る限り、SVリーグは間違いなくBリーグをベンチマークとしているでしょう。大河チェアマンがBリーグから来ているというのもありますが、アリーナスポーツとして先を行ってますし、売上規模もSVリーグの29億円に対してBリーグは75億円ですからね(しかもSVは男女合計)。
そのためには競技の魅力を上げる、来場者数を増やす、スポンサーなどの売上を増やす、会場の魅力を上げる…これらを同時進行で進めなければなりません。競技の魅力を上げる、という点では既に外国人選手枠の増で着手している部分はありますし、それができたのは冠スポンサーになった大同生命など、新たなスポンサーを集めて(ここは大河氏の手腕によるところも大きいかと)、そのお金がチームに回ったからですし、手が付けられているところはあります。
彼のことを金のことしか考えてないなどと批判する人がいますが、そりゃ銀行員ですから(笑)。というのと何よりかつてのVリーグが債務超過に陥っていたので、お金を集めないとリーグがなくなってしまうという事情もあったんですけどね。
ただ、スポンサーという点ではチームはもう少し頑張れるんじゃないかなと。千葉ジェッツは、3ポイントシュートやフリースローでの得点時に企業の音声CM(ちば興銀)が入りましたし、タイムアウトでもスポンサーをつけているケースが多かったです。例えばブロックが決まった時はCMが入るとか、そういうのがあってもいいんじゃないかなと(既につけているチームがあったらすみません)。
※2025/12/19追記 SVでもこの後、テクニカルタイムにMUFGがつき、音声CMが差し込まれるようになりました。


SVリーグで千葉ジェッツになれるチーム=一万人集められるチーム、はかなり限られると思います。全チームを見ているわけではないので申し訳ないのですが、大阪ブルテオン、サントリー、東京GBというところでしょうか。
※愛知のSTINGS愛知とウルフドックスですが、STINGS愛知は地理的におそらくシーホース三河が作るアリーナを使う形でしょうがあそこは5000席ですし、ウルフドックスはIGアリーナ(愛知県新体育館)が使えれば…(エントリオという自前の素晴らしいアリーナはありますが、3500人なのでSVライセンスを満たせない)。
まず東京GBについては昨シーズン1万人プロジェクトをやって8749名集めていますし、
今シーズンはホームゲームではなくリーグ主管ではありましたが、サントリー戦で1万1599人というリーグ記録を作っています。有明コロシアムと有明アリーナという、一万人を超えるキャパシティがなせる業ですね。
実は今回の千葉ジェッツの試合で感じたのは、昨シーズンの有明コロシアムでの東京GB戦でした。一万人プロジェクトの土曜の試合に行ったのですが、カップルとか家族連れとか、普段のVリーグでは見かけない客層でびっくりしたんですよね(女子メインですが男子もたびたび行ってましたので)。


それはつまりバレーボールファンだけでなく、バレーボールなりチームなりに興味を持ってくれた人をどれだけ集めるか。そして、遠く離れた最上階の人でも楽しんでもらえる空間をどう作るか。それが何より必要だと感じました。ではどのようにしたらいいか。