東レアローズ新聞で振り返る24/25シーズン~前編~

東レアローズ滋賀
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

2025.1.11 KUROBEアクアフェアリーズ戦(魚津)

【一面】魚津の町には映画にちなんで「STAR UOZU」Tシャツが売られているんですよね。それをモチーフにしました。エピソード5は帝国の逆襲なので、それと第五セットをかけたり…と

負けた試合はこのようにネタに走らざるを得ないところもあって。ふざけているのではなく、まあ笑いに転化することで気持ちを切り替えようよ、ということですね。

【中面】ロホイス選手の離脱が長引いて、苦しい試合ではありましたね。あと席からはとにかくKUROBEのインナー攻撃が目に付いて。だから黒部峡谷にかけて黒部「狭」谷にしました。このように黒部の地名などに何かをかけるのはいわばお家芸です(過去「黒部恐谷」とか「アルペンルート」とかやってますし)。

前半戦を振り返るコラムは今見ても面白いですね。各種数字はあまり高くない、が今シーズンのウチの特徴だったんですけれど、それでもこの順位というのはなかなかすごいことかなと思います。数字が全てではないですけれどね。

2025.1.12 KUROBEアクアフェアリーズ戦(魚津)

【一面】魚津は蜃気楼の見える街として有名。なので前日と同じ光景が見られたこと、悪夢のような展開をまるで蜃気楼のよう…ということでこの見出しにしています。古市選手を使ったのもそのためです。フォントも地元の日本酒「蜃気楼の見える街」のロゴをモチーフにしています。

蜃気楼には上位蜃気楼と下位蜃気楼があり、魚津で蜃気楼といえば上位蜃気楼を指すそうなので、位置も上にしています。実はけっこうこだわっているんですよ(笑)。

【中面】新聞紙上初めての、選手レビュー欄が空欄になりました。これ、別に怒っているとか抗議とかではなく、本当に何にも書けなかったんですよね。越谷ヘッドコーチにだけは書きましたけれど…。まあこの時期はちょっとチームがなんかおかしかったな。

コラム欄では富山について書いてますが、このKUROBEのサポーター席の光景は前から好きで。今回サポーター席にもお邪魔していろいろと会話、交流させていただいたのですが、すごく貴重な時間でした。コラムで取り上げることで皆さんに敬意を表したのもありますね。KUROBEのホームゲームでのサポーター席の光景は、多くの方に見ていただきたいです。