東レアローズ滋賀の試合を新聞形式で伝える東レアローズ新聞「アンビバレント」。その紙面を通して新聞を作っている私が、紙面に込めたネタや思いなどと共にシーズンを振り返ります。
最後には前回同様クイズもありますのでお楽しみに!
ここでは2024/25シーズンの後編をお送りします。前編はこちら
※前編に続き中面はタップすると画像のみ表示されますので、拡大してご覧ください。
特別編:2025.2.8 アランマーレ山形戦(天童)


前回のこの対戦はホームゲームの集客支援ということでプレビュー版まで作りましたが、だったらアウェイでも作るべきでは、ということで。繰り返しますがアランマーレが好きだから…ではありません!(笑) とはいえ前回同様直前にアランマーレの試合に行っていたので、かなり詳細に書けています。このために偵察に行っていたんですよ、ということで!!
【一面】天童は将棋の町。なのでそれにかけたコピーにしています。この写真、自分で言うのもなんですがいいですよね。全く別々の写真ですが、連動している、一枚の写真に見えるという。
【中面】対決軸、今回はミドルブロッカーにしてみました。ビッグオレンジは、アランマーレのサーブ時のコール「GO!BIG!ORANGE!」からとっています。これ、実はなんて言ってるのかわからないという方が多くて。なので紙面でもふれています。
コラムではまさに先週にアランマーレの試合を見たので細かく書いています。
2025.2.8 アランマーレ山形戦(天童)


【一面】大川愛海選手ってガッツポーズがカッコいいんですよね。谷島選手みたいな外向型(外に向ける)に対して内向型(自分に向ける)で。で、この頃から「自分の仕事をする」という意識が選手たちに芽生えている気がして、それをフォーカスしました。
【中面】と上記に書いたことを中面でもふれてますね。あとこの試合は何より戸部選手でした。POMではなかったけれど一番大きく取り上げています。選手レビュー欄も文章形式で三人をつなげていますが、こういう書き方は初めてじゃないかな。
しかし紙面によるとこのとき松岡選手は「(自分の)仕事をしよう」みたいなことを言っていたんですね。それがこのチームが好転し始めた何よりの象徴じゃないかな。みんながプロとして自分の仕事をする、徹する、と。
2025.2.9 アランマーレ山形戦(天童)


【一面】アランマーレ山形のホームゲームでは対戦相手の入場時も一人ずつショーアップしてくれるのですが、中面でもふれてますが選手たちがいろんなポーズして盛り上げて、それにヘッドコーチ紹介で乗っかったんですよね。これ、とっさにコーチ陣が思いついたそうで、選手たちも大ウケでした。将棋の町・天童にちなんでいわば王自ら先手を打った、みたいな感じにしています。
将棋の用語とかめっちゃ調べました(笑)。
【中面】囲い崩しも将棋用語。こういう地域色を感じさせる言葉は見出しで積極的に使っています。
この試合は序盤は不在だった深澤・青柳の両選手が復調してきたのが何より大きかったですね。特に攻撃陣はどうしてもヌワカロール選手頼みになっていた(と思う)ので、パワフルな深澤選手が出てきたのは大きかったです。
あと小山愛実選手もいい活躍見せてました。パワフルなアタックは言うまでもなく、劣勢でも何でもないかのようににこやかなので、チームに落ち着きをもたらすのも大きいかなと。
このときの山形は大雪で(現地の人たちも珍しいと言ってました)、帰りは山形新幹線が止まってアロともと共に急遽仙台経由で帰りましたが、そんなバタバタぶりも今となってはいい思い出です。ちなみにこのとき雪で山形を満喫できなかったので、翌月東レの試合がない時にリベンジとして再び行きました(笑)。アランマーレのホームゲームは楽しいですよ。