全34号だった今シーズン、「Team Review」に登場した選手の上位ランキングです。
1位 深澤選手、ヌワカロール選手(16回)
3位 谷島選手(15回)
4位 田代選手、ロホイス選手(14回)
6位 松岡選手、大川選手(12回)
8位 古川選手(10回)
9位 青柳選手(9回)
10位 樫村選手、川副選手(8回)
皆さんの予想はいかがでしたでょうか。
ちなみに、シーズン中は数えないようにしてました。数えちゃうと「あの選手載せてる回数少ないから載せようか」とバイアスがかかってしまうからです(ただ、山下選手だけはそれまで載せていないことはわかっていたので最後に載せました)。
で、私の予想は谷島選手だったので驚きました(ひいきしているわけではないです)。ただ、キャプテン&最多得点者は自然と載る回数は増えますからね。あと個人的に申し訳ないと思うのは、どうしても得点者に目が行くのでリベロを取り上げる回数が少ないことです(中島選手は4回でしたし)。
ということで昨シーズンに続き、シーズンを新聞の紙面を通して振り返ってみました。せっかくなので、制作の舞台裏とかここでご説明します。
今シーズンからは試合中にメモを取るようにしました。今までは試合後にパソコンに感じたことを記録してましたけれど、どうしてもタイムラグが生まれますし、極力その場で感じたことを残すようにしました。そしてパソコンで写真を転送しているタイミングでそのメモや他に感じたことを打ち込んでおきます。あと、飲み会や試合前でのアロともとの会話(試合の感想)も原稿のヒントにしています。試合を見ながら「これはこういうコピーでこういう紙面にしよう、ということはこのカットが欲しい…」と、紙面から逆算して試合を見る・撮ることもあります。
ちなみに私はバレーボール経験者ではないですし、バレーボールの知識も薄いのでどうしても紙面は薄いです。見ている場所も俯瞰できる上段ではなく、かつ撮りながら見ているということはどうしても視野は狭くなるのでちゃんとした分析はできないのですが、その場(コートの近く)で感じたことが大事だろうと思っています。
原稿を作るのは月曜です。土日の試合のメモを元に、そして帳票やライブスコアを見て原稿を作成します。実は中継動画は見てません。今シーズンはたいていは月曜にまとめて二紙作れるようになりました(昨シーズンまでは火曜までかかってましたから)。見出しとかコピーは、いろいろひねろうと考えます。たまに降りてくるときもありますね。クォーターファイナルでも書きましたが、当日発行したときは3.5時間かかったのでこれが制作時間の目安かなと思います。
なお選手に直接話を聞いたりといった本当の意味での取材はしていないです。一個人がやっていることなのでそもそもそれはできないですし、私は出待ちも行かないので選手と接触する機会がないんですね。まあ出待ちをミックスゾーンと考えて話を伺うべきなのかもしれませんが、出待ちの場で終わった試合の振り返りをさせられるのも選手は嫌でしょう。あと紙面作成の際に情が入らないように、選手の親族の方との接触も避けています。
まあそういう取材は専門媒体に任せ、こちらは客席で感じたことをそのまま記事にするという姿勢です。話を聞かなくても考えとか見方が合っていることの方、がいいじゃないですか。答え合わせといいますか。
おそらくですが野球やサッカーなど他のスポーツ含めても、こうして一ファンが観戦した全ての試合を新聞形式にして発行している人、ってかなり珍しいのでは(ブログはいると思いますけれど)。まあこんなことをしているファンのいるチーム、として付加価値が高まればいいな…と思います。
あと、今シーズンはチーム側からの反応があったのがうれしかったです。今までは「作っても読まれているんだろうか?」という中でやっていたので、大いに励みになりました。特に地元の滋賀の人たちは、このチームってどんなチーム?というところから入った方もいたと思うので、少しは参考になったのではと思います。
改めて今シーズンもお楽しみいただき、ありがとうございました。