24/25 マイSVリーグアワード~スタッフ・試合編~

マイSVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

最優秀ホームゲーム賞:2025/3/16 東レアローズ滋賀対埼玉上尾メディックス(YMITアリーナ)

今シーズンも、各チームが趣向を凝らしてさまざまなホームゲームを開催しました。その取り組みの中でいいなと思ったものを表彰するものです。

…というものではなく今回は単純にいいホームゲームだったな、という試合です。まあウチが勝った試合だからというのはありますが(笑)、フルセットの手に汗握る展開の中、会場も盛り上がってチームを後押しした…そんな空間だったと思います。

その試合の様子は下記の新聞に書いてあるのでご覧いただきたいのですが、一度下げた谷島選手を再びリリーフサーバーで起用したり、執念の采配というかな、それが光った好ゲームでしたし、今シーズンのMCの導入、音響はじめ応援手法も一新と、大きく変わって選手も運営・MCもファンも試行錯誤し続けてきた中で、それが一つの形になった、そして結果(勝利)を出した、そんな試合だったと思います。詳しくは新聞でどうぞ。

まああとホームゲームとしては、この日は滋賀県「わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ」プレゼンツマッチ」として開催されたのですが、その関係で場内には各スポーツの体験ブースも用意されたり(私もモルックとか体験しました)、そして東レの素材が使われたスタッフウェアが贈呈されたりと、この年に開催される国スポ・障スポのPRにもなっていたのもポイントでした。

私、滋賀ってスポーツ観戦文化があまりないと思っていたんですよ。野球は独立リーグしかないし、サッカーもJのチームがない数少ない県の一つ。唯一あるのがBの滋賀レイクスという状況だったので、なかなか集客って難しいのでは…と思ったのですが、文化がないのではなく見るスポーツがなかっただけでは…と思いました。

国スポ・障スポもある中で滋賀県民にスポーツ観戦に興味が出てきた、調べるとレイクス以外にも東レアローズ滋賀というバレーボールのチームがある…。そんな流れだったのではと思います。平均観客数も昨年比でプラスに転じましたしね。この試合も今シーズン二位(2685人)でした。

東レのホームゲームといえばもう一つ。ウチの選手入場時に流すNALALAの「&ME」はめちゃくちゃよかったです。何がいいって、既に入場して待っている相手チームの選手が口ずさんだり、反応するんですよ(笑)。日プが好きだった選手にはたまらなかったでしょうね。なので反応している選手にはめちゃくちゃ好印象を抱きました(群馬の道下、菊地選手や埼玉上尾の山中選手等)。

さて、いよいよ最後となる、最優秀ゲーム賞の発表です。