③谷島里咲選手(アウトサイドヒッター・東レアローズ滋賀)※初選出
平山選手がいわば背骨とすればこの選手は血液。プレーでチームを引っ張り、鼓舞する。そんな存在はチームに非常に貴重だと思います。まあ、まずは写真をご覧いただきましょう(笑)




ね(笑)、こんな感じです。前から言ってますが「谷島里咲は縦で撮れ」です! まあ、快心のプレーでの喜びというよりは、会場の熱を上げようとしている部分もあると思います。ファン視点というかな。だからこちらまで熱くなるし、他チームのファンの人も激しいガッツポーズが印象に残っている、と言われることもありますね。まあ先輩にもいじられてましたが…(笑)。
それはさておき、守備範囲も広いし、ガッツでボールを拾うという感じ。プレーの至るところで気迫がみなぎっているので、初めて見に来た人も真っ先に目を引くんじゃないかな。


これらを見てお気づきと思うんですけれど、全部縦構図です。ホント、「谷島里咲は縦で撮れ」これ、テッパンです。昨シーズンはレギュラーをつかんだといっていいシーズンだったと思います。最優秀ホームゲーム賞でも書きましたが、スタメンで出て一度外されても、その後リリーフサーバー&後衛の守備として起用されたように、必ず何らかの形で貢献していたんですよね。
上背があるとか、ものすごい攻撃力がある、とかそういう選手ではないんですけれど、何より存在感を放つ。そんな選手だと思います。そして。こういう選手が代表入りしてくれれば…とも思うんですね。彼女のファンなら誰しも思うことなんじゃないかな。

④工藤真帆選手(リベロ・アランマーレ山形)※初選出
彼女も谷島選手と同期ですね(今シーズンが二年目)。今シーズンからレギュラーになりましたけれど、その成長ぶりがとても微笑ましかったです。




昨シーズンはリリーフサーバーから後衛の守備に入るのがメインでそれほど出番がなく、試合前も和気藹々と練習していたのですが、有薗選手が退団してチーム唯一のリベロとなってからは練習風景も真剣そのものになって、とまあ、選手であれば誰にでもある、少女が大人になっていく過程みたいなものをこの一年で見られたんですよね。


しかもリベロですからね。守備の要なわけで、背負う責任も大きいし、指示をしたり引っ張っていく立場にもならないといけない。そんな中でもめちゃくちゃ奮闘していたな…と思います。コートは先輩ばかりですし、レギュラー一年目だからなおさら。最初は指示出しもどこか遠慮していた印象ですが、終盤はすっかり板についてましたね。




とはいえ試合外では真剣な表情から一変、という感じで、これもまた微笑ましかったですね。北海道出身ということで同郷(少ししかいませんでしたが…)としてはつい注目する選手です。

これは昨シーズンのベストショットの一つでして。移籍するとは思わなかったけれど、群馬もまた楽しいチームですので、また楽しそうな姿が見られそうですね。