今シーズンSV&Vリーグ女子を50試合見てきた私が、個人的にSV&Vリーグ女子でよかった、と思うものをアワード形式でご紹介するマイSVリーグアワード。会場編、スタッフ・試合編、控え選手編、ベスト6編に続いては最後、選手表彰編です。
選手表彰は以下の4部門からなります。
最優秀コンビ賞
最優秀新人賞
最優秀外国人選手賞
最優秀選手賞
※なお既に新シーズンが開幕してますが、ここではこの24/25シーズンを今シーズンとして表記します。
最優秀コンビ賞:伊藤摩耶&工藤真帆選手(アランマーレ山形)
二枚替えやセッター・OHの阿吽の呼吸、控えエリアでの盛り上げなど、いいコンビだなと思わせてくれる二人に贈ります。
この二人、MBとリベロですしコンビといってもピンとこないと思いますが、こういう光景が印象に残ったんですね。




ベスト6のところでも書きましたけれど、今シーズン二年目の工藤選手は有薗選手が退団してチーム唯一のリベロとしてレギュラーになって、いわば重責を担ったわけですね。開幕戦のときは、劣勢の時の「切り替えて切り替えて」という指示もどこか遠慮がちだったのですが、


シーズン終盤ともなると先輩にも臆することなく指示を出すようになっていて、とても頼もしくなりましたね。


そうなった要因はいろいろあると思うのですが、先輩が見守った部分は大きいと思っていて、その中でも伊藤選手の存在が大きかったんじゃないかな…と、試合の光景を思ったんですよね。若手の工藤選手にとっていいお姉さんだった、そんな感じです。


この賞、他にも迷ったコンビがいたのですが、もうこのコンビは見られないということも選出の理由の一つです(伊藤選手はリガーレ仙台、工藤選手は群馬グリーンウイングスへ移籍)。そして何より、私にとってアランマーレらしさの詰まっていたコンビだったなあ…。
続いて新人賞です。