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特にここからはより一方的な個人の見解、推測(憶測ではない)となりますのでご了解ください
今のウチのホームゲームの状況は、一言で言えばスポーツとエンタメのアンマッチと、それがもたらすハレーションだと私は思います。ファンにとってはスポーツの試合見に来たのに演出を見せられている。
ではなんでそうなっているのか。エンタメだって、自分の好き勝手なことできるわけではなく、どんなにすごい演出をしても観客に受け入れられなかった=反応が良くなかったり観客が減ったりしたら「これはまずいな」になって変えるはずです。で、実際変えてることはあるのですが、でも明らかに評判の悪い暗転はそのままだし、先日の9節・刈谷戦ではMCが変わってましたけれど元々ジョージさん一人体制ではなかったそうなので、評判を受けての変更ではなさそう。
ではなぜ反応が良くなくてもこれだけ強気でいられるのか。それは、Daikiにとっての客は観客ではないから、ではないでしょうか。そう考えるとしっくりきます。ではその客とはなにか、というと発注先。「エンタメを強化したいので、その道のプロのあなたたちに演出をお願いしたい」。そんなオーダーに彼らは応えているからこうなっているのではないでしょうか。
では彼らへの発注元はどこなのか…二つの説が考えられます。
説①:発注元が東レアローズ株式会社
普通に考えたら、というかこれが当然だと思います。東レアローズ株式会社として、「エンタメ化を目指すから、エンタメのプロのあなたたちにプロデュースをお願いしたい」とオーダーしているということです。
無料配布拡大のところで「3000人クラスのYMITではなく5000人のダイハツアリーナを埋める手を打っていかないと、という施策の一環では」と書きましたが、さらに2000人増やすには新規層をさらに呼びこまないといけない、そのカギがエンタメだ、ということでエンタメ化に舵を切った可能性は非常に高いと思います。

今シーズン、私が気になっていることがあって。それは、試合前の会場周辺(キッチンカーとかあるところ)で流れているBGMが、USJみたいな感じで(ジュラシックパークだかバックトゥザフューチャーだかの曲が流れていた)。要はテーマパーク感を出そうとしているんじゃないかな…と。今シーズンから会場入口に用意されたアロッチの巨大バルーンなんかもそうですよね。
テーマパーク、つまりは非日常感。だから暗転や英語一辺倒のアナウンスにこだわっている気はします。その是非はさておき、そういう戦略を取るのは理解できます。先ほど「滋賀にはスポーツ観戦文化がないと思っていた」と書きましたが、滋賀にはテーマパークとか遊園地がないので(USJはちょっと遠いですよね)、バレーボールの試合で非日常感を味わえる、というのは観客をさらに増やす点では必然的に考える施策だとは思います。非日常感は一人というよりは特に家族連れだったりカップルや友達仲間で味わうもの、ということは必然的に観客数もさらに増える。
東レアローズ株式会社がそういうマーケティング戦略を立てられる会社なのかは少々不安ではありますが(苦笑)、でも試してみる価値はある施策だと思います。
ただ。明らかに観客の反応はよくないし、新規層が増えたかというとそうとも言えないと私は思います。実際観客数は2762→2887→2926※→1713→1878→1871→2762※→1445(※はユニ無料配布)と、最後の刈谷戦が著しく落ちています。ちなみに1400人台は昨シーズン前半ではよくありましたが、年明けからは最低でも1700人台だったので明らかに落ち込んでいます。
反応が良くないのはチームも感じているはずです。そしてこのチームは、随時改良はしてきたと思うんです。で、確かに連続得点の音響を取り入れたりと改良はしましたが、暗転などの演出は継続している、ということは、これはチームとしては手が出せない状況なのでは…
あと何より、Daikiに「ぶっ壊せ」という発注をチームがするのかな…とも思いまして(そこはチームを信じたい)。という中で考えたのがもう一つの説です。
説②:発注元がSVリーグ
なんでそう思ったのかというと、たびたび例にして申し訳ないですが、デンソーエアリービーズのこの記事を見てからです。

「女子集客プロジェクトのモデルケースを作っていく話の中で、SVリーグからオファーがあり、デンソーさんが手を挙げた形です」
REALSPORTS「SVリーグ女子の課題「集客」をどう突破する? エアリービーズが挑む“地域密着”のリアル」より
この女子集客プロジェクトは、2025年9月に発表したSV.LEAGUE 成長戦略REBORNⅡで「SV女子の集客促進、盛り上げ」と明記されてますし、大河チェアマンも下記の記事ではっきりとコメントしています。

このデンソーを手助けしているのがJリーグの川崎フロンターレで実績のある方だったので、かつてJリーグにいた大河チェアマンが個別にデンソーに紹介したのかなと思っていたのですが、記事を読む限りはSVリーグ側が「集客増プロジェクトの一環としてこういう会社があるけれど、オファーしたいチームありますか?」と各チーム側に呼びかけたのでは。
とするとリーグの集客増プロジェクトの中で
・エンタメ化による集客増というリーグ側の実証実験について、東レ滋賀が手を挙げた
・エンタメ化を図りたいという東レ滋賀に対して、こういう会社があるよとリーグが紹介した
のどちらかの可能性があるのでは。つまりリーグが発注、または紹介したのであればチームはあまり強く言えない…
そう考えると今の状況がしっくりくる気はするんですよね。演出サイドからすれば「エンタメ化というオファーに基づいてやっている」と言えるわけですし。で、もしリーグが実証実験としてやっているのであれば支援金だって出ている可能性はありますよね。もしかしたらチケット無料配布拡大やユニ無料配布といった大盤振る舞いの施策も、リーグが支援金を出しているからできている…。今シーズンのSV女子の強化ポイントが集客なので、収益より優先されている可能性はあります。
実際のところはわかりません。あくまで一個人の極めて勝手な解釈であり推測です。ただ、憶測ではありません。上述のようなある程度の根拠はありますし、何よりもう一度言いますがしっくりくるんですよね。
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さて。問題はここからです。一連のエンタメ化が施策ということはよくわかります。肝心なのはその検証、振り返りがどう行われるかです。観客数が激減すればさすがにエンタメ化はまずかった、みたいになるのかもしれませんが、ユニの無料配布もやっているので激減、にはならないんですよね。というのと正直な話、チームの順位もよくないので「観客数が減ったのは演出のせいではない。チームが勝ててないから。エンタメ化は間違ってなかった」にならないといいな…とは思います。
エンタメなら観客数が全て、なんですよね。ライブだって観客動員が減ったらさすがにまずいなと思うでしょうけれど、満足度って数値化が難しいんですよね。アンケートだって必ずしも全員が答えてくれるわけではないし、取り方によっては来ていない人も回答できちゃう可能性もあります。
ただ、観客数は明確な数字。なのでそこは指標としてもってほしいのですが…
個人的には、昨シーズン後半から増えた、自作のグッズを持って来たり熱心なアロともになっていった方々が来なくなったらマズイと思います。今のところは昨シーズンにアロッチのお面を作った子供たちは来てますし、手作りのボードを掲げる子供たちも見かけたので、そこは今のところは大丈夫そうですが、音量が大きすぎてうるさいからもう行かないとか、そうならないといいなと…
今シーズン、選手名コールをやらなくなったから、ということで手製の選手名ボードで得点のたびに掲げる人が地元の出てきたときは涙が出そうになったんですよね。こんな状況の中でも少しでもやれることをやろうとしている…

そういう地元の人たちが来なくなったら、本当にヤバイと思います。
そして一言言わせてください。
応援・声援だって、エンタメだぜ
例えば甲子園の阪神ファン。六甲おろしの大合唱とかラッキーセブンでのジェット風船とか、あれもエンタメと言えるじゃないですか。きわめて個人的な主観ですが、千葉ロッテの応援もエンタメです。有名な(笑)ソトの応援歌をご覧ください。
ワッショイで会場のほとんどが両手を挙げるシーンはエンタメだと思うけどなあ…。他チームのファンにも東レの応援=ワッショイ、というのは定着してますし。あと何より、強烈なサーブやスーパーディグでのどよめきや、失点時の嘆息、そして長いラリーからの得点での歓喜といった、観客の素の反応、そして肉声というのもエンタメだと思います。それをかき消してどうすんのって話です。何より選手の背中を押しません?
さて。長々と一方的な私論を述べて申し訳ないですが、最後。では、私たちファンはどうしたらいいのか。