推しのチームでもない試合になぜわざわざ魚津まで駆け付けたか。それは今回の対戦相手に昨シーズン引退した選手が隣の黒部市出身で、古巣のチームが来るこのタイミングで顔を出すんじゃないかと思ったからだ。引退を知って渡そうと思って渡せなかった冊子も、ここでなら渡せるはず…。


そんな下衆な考えがまずかったのが結論から言うと会えず、オレは何のために来たんや!と思ったが(知らんがな 笑)確かにそれが主目的だったけれど、もう一つ目的があった(ちなみに冊子は関係者の方のご尽力のおかげで無事ご本人の手に渡ったそうです。ありがとうございました)。そう、彼らに会うことだった。どうしても推しのチームとの対戦だと、試合中に彼らの方に気を向けることができない(敵だから当然だが)。だから、一度対戦する両チームのファンではない第三者の立場でホームゲームを見てみたかったのだ。
推しのチームの試合でもないのになぜかやってきた私(このときの対戦相手も推しているんじゃないかという説もあるようだが…汗)を、彼らはあたたかく迎えてくれた。しかも「東レのあの記事、見ましたよ」とか「いつも歩き方読んでます」と次々と声をかけられ、中にはわざわざプリントアウトしてまで読んでくれた方もいた。おかしいな、ウチのホームゲームじゃないのになんだこの、次々と連鎖的にいろんな人に会えるというのは…(笑)。
しかし、KUROBEのホームゲームはさらに進化していた。彼らのエリアに「今季こそBEST8進出!」という大きなボードが掲げられていたのが、何より今シーズンのチームを物語っていた。うらやましかった(ウチは…以下略)。しかしこれほど「気」の伝わってくる団席というのはSV女子にはなかなかない。



そして演出面では、対戦相手の入退場時にそのチームにちなんだBGMを流したのにぶったまげた。この日はアランマーレ山形だったのだが、私の中ではおなじみのあの「FLASH BACK」が流れだしたのですぐにピンと来た。ちなみに「FLASH BACK」は割といろんなスポーツで使われやすいので念のため確認したが、やはりこの日のために流したのだというから驚いた。
ちなみにBGMではサカナクション率が高かったので、これは魚津の「魚」に引っ掛けたんや!と勝手に高まっていたら、彼らから紹介されたチーム担当の人に「偶然です」と言われたっけ。てか、なんでチームの関係者の方と会話しているんだろうオレは…。と、彼らと接していると自然と私の輪が広がっていった。私がかつてつけた「黒部恐谷」(黒部峡谷ではなく)という新聞の見出しに反応してくれた人にもようやく会えた。
彼らの輪に、自然と私も溶け込んでいった。
そんな第三者として見ていたこのホームゲームで気づいた。7年前から変わっていないものが二つある、と。