東レアローズ新聞で振り返る24/25シーズン~前編~

東レアローズ滋賀
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

私が勝手に発行している、東レアローズ滋賀の試合の様子を伝える東レアローズ新聞「アンビバレント」。今シーズンも、私が観戦した全34試合を発行することができました。昨シーズンに続き、各号の紙面を解説しつつ振り返ります。苦しかった今シーズンをこういう形で振り返っていただければと思いますし、愛読者の方には「あれはそういう意味だったのか!」と、いわば答え合わせを楽しんでいただければと。

なお、昨シーズンの前半後半、23/24シーズンの前半後半にそれぞれリンクを貼っておきます。

そもそもこの新聞って?という方は、22/23シーズンの記事の前編に記載していますのでそちらをお読みいただきたいのですが、シンプルにいうと「こんな新聞があったらいいよね、というものを自己満足で作っている」です。なお、写真、記事、デザイン等々、完全内製(私の手によるもの)です。そして、実はこれ、19/20シーズンから発行しているので今シーズンで5周年を迎えていたことに気づきました。

中面はタップすると画像のみ表示されるようにしたので、拡大してご覧ください。

2024.10.19 NECレッドロケッツ川崎戦(彦根)

【一面】いやー、写真の色味が今と全然違うなあ(苦笑)。なにせ未知の青いコートでしたから序盤は色は迷走しましたね。

それはさておき、SVリーグ開幕ということで(開幕戦のアウェイ大阪戦は私は非帯同でした)、でもあえてVリーグ時代のコピー(WE NEVER DROP THE BALL)を使って、「リーグは変わってもやることは変わらないよ」という意味を込めてます。

そして下のなんちゃって広告(TORAYではなくTODAY)は、キャプテンの交代に伴い深澤つぐみ選手バージョンに。元々は本家(笑)の「素材には、社会を変える力がある」を中島未来選手に合わせて「素材には、未来を変える力がある」だったのを「未来をつぐ」と、うまいこと深澤選手に引っ掛けました(笑)。

【中面】戦力は大きく入れ替わったけれどそれは相手・NECも同じ。どれくらいやれるかな…と思ったのですが、まあ甘くはなかったですね。とはいえさすがに今シーズンは試合数も多く半年前のことなので記憶はあまりないですが、何より初めての彦根(プロシードアリーナHIKONE)というのと、まさかの青いコート!ということが衝撃だったかな。あとSVリーグ初のホームゲームということでMCはどんな人なんだ、音響はどうなるんだ、というコート外のことが気になってましたね。

2024.10.20 NECレッドロケッツ川崎戦(彦根)

【一面】たまにある「ネタが思いつかない一面」パターンですね…。まあ、開幕四連敗で、チームのスローガンにかけて少しでも前向きにという思いを込めたんでしょうけれど、もう少しひねれなかったのかと反省の一面です。

とはいえ負け試合の一面って難しいんです。ポジティブなものとか笑いに転化できるものにしたいので。

【中面】見出しも苦しいですね。まあ青と赤の対比にしたかったんでしょうけれど。こういうときもあります。あと今気づいたのですが、この頃ってリベロは試合ごとに替えていたんですね。

そしてコラム欄ではSVの実態の連載が始まりました。そう、ウチは昨シーズンまでタラフレックスもなく、体育館の床むき出しでやっていたんですよね(Vリーグが全試合にタラフレックスを敷かなくなったのは20/21シーズンからかな。それ以来です)。これもSV効果かなと思います(青色には驚きましたが)。